映画館で『るろうに剣心』を観た話

皆さん、こんにちは!
最近、暑過ぎて死にそうになっている坂本です。

今回は、少し前に映画館に映画を観に行ったので、それについて自分なりに思った事を書いておこうかなって思います。

 

ネタバレをするつもりはないので、まだ観ていない方でもご覧頂けます!

 

同じ新作映画を”二週”した男

映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』を観に行きました。

 

実はどちらも二回観てしまいました。。。
私の記憶上、映画館で上映中の新作映画を自ら二回観たいと思ったのはこの作品が初めてかもしれません。(普段は一回観たらそれで終わりでした。)

 

何回観ても、本当に感動しました!!

 

今回の作品の概要をネタバレしない程度に軽く書いておくと、
ある姉弟の『復讐』が大きなテーマとなっており、それぞれ愛する者を失ってしまい、その憎しみや哀しみから、姉弟は主人公である剣心にかたき討ちを決意するのです。
そして今まで明かされなかった、剣心の十字傷や不殺の誓い(十字架)についての謎が解き明かされる、みたいなお話です!

 

説明が下手ですね。。。
とにかく、皆さんに観て欲しい。

 

第一作『るろうに剣心』の映画が公開されたのは、2012年8月25日という事で、今から約9年ほど前、制作期間等を含めたら約10年間、もしくはそれ以上掛けて出来上がった作品ということですね。。。

 

そりゃあ、最高傑作に違いない。

 

るろうに剣心を”復習”した男

私は、今回の映画『るろうに剣心』最新作が出るにあたって、もう一度改めて過去の作品を一通り全て鑑賞しております。

 

その中で、全ての作品を通した共通のテーマは『生きることの大切さ』についてだと私は感じました。

作中、剣心は幾度となく壁にぶつかり、絶望の淵に立たされるのです。

『正義とは何なのか?』
『犠牲とは何なのか?』
『幸せとは何なのか?』

幕末、動乱の時代から平和な新時代がやってきたはずが、時代に取り残された人達との様々な対立が起き、どんなことを考えながら生きていかなければいけないのか。どうすれば本当の『誰もが安心して平和に暮らせる新時代』を作れるのか。

剣心はもがき苦しみながら、それでも生きて、自分が犯した罪や辛い過去を確り受け止めて、新しいやり方で自分なりの正義の為に戦うのです。

 

己の心を”修復”した男

私は、正直死んでもいいと思っていました。

自分なんか世界に必要じゃない、いてもいなくても変わらない、生きてて何の意味があるのか分からないって思っていました。

 

しかし、私は今回の映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』を観て自身の命について改めて考えさせられるきっかけになりました。

 

剣心の仲間たちは、口を揃えてみんな同じことを言っていたのです。
お前の命はお前ひとりの為にあるのではない。強く生きて自分の命を大切にしなさい。生きて、自分の犯した罪や自分のやるべき責務から目を背けるのではなく、しっかりと向き合って、戦っていくんだ。

 

剣心の考えが様々な出来事を通して変わっていくにつれて、私自身も同じ様に変わっていきました。

 

死ぬことは逃げること。生きてさえいれば、なんにでも出来る。
生きていれば、辛いことや悲しいこと、上手くいかないこともたくさんあるでしょう。
人間は、新しく学ぶことや失敗する事もたくさんある。その時々で自分が正しいと思ったことを全力で、自分のやり方で模索していくことが大切だということ。

 

剣心は背中で私達に命の大切さ、重さを教えてくれたのです。

 

こんな私でも、死んだら悲しんでくれる人が周りにいる。その周りの人に自分ができる精一杯のことを突き詰めていくのだ。
いずれそれが、他の誰かにとって必要なものになればいい。
そして、それが自分の生きる意味になればいいと剣心が感じさせてくれた様に思いました。

 

剣心のおかげで自分の人生に希望の光が見えてきたように思います。

 

人の為に、何かをするのは簡単そうで難しいことで、たくさんの壁に当たることもあるでしょう。でもその先に、自分のおかげで人々を笑顔に出来る事があるのであれば、自分の人生にも誇れる事が出来ると思います。先ずはそれを目指そうと思います。

 

最後に

今回の作品で、私は剣心のことがより一層大好きになりました。

どんなに辛いことがあっても、それに負けずに戦っている姿が本当にカッコイイ。
誰もが惚れる男の中の男。剣心の様にまっすぐで芯の強い、それでいて人にやさしい男に私もなりたいです。

 

今回の最新作は、剣心がどんな覚悟で戦っていたのか、どんな想いを背負っていたのか、剣心の数少ない人間らしい部分が垣間見えた作品です。

老若男女問わず、楽しめる作品になっていると思います。
是非、映画館でお楽しみ下さい!!

 

あれ?CMみたいになっちゃってる?

 

とにかく、本当に感動しました!
素晴らしい作品をありがとう。